トレジャーハンターの主人公メルルは、魔神を倒したという『伝説の武器』のひとつ、【魔剣】を狙って危険な秘境アビスバレーにやってきた。アビスバレーには、魔神を復活させようとしている魔物がうろつき回っており、メルルは全く歯が立たず泣きながら逃げ回る。
そんな中、魔剣の精霊と出会い魔剣を手にする。しかし、メルルの失敗で魔剣の姿が【フライパン】に変わってしまう。形はフライパンとはいえ魔剣。そのフライパンで攻撃すると、物凄い威力がある事実に驚く。精霊の話では、魔剣の所有者となった以上……というか魔剣をフライパンにした以上、魔神復活を狙う魔物を撃退する責任からは逃げられない、逃がさない、との事。
かくして、メルルは残りの『伝説の武器』を持つ仲間を見つけ、魔神復活を阻止するために奮闘することになる。